ASSY

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ASSYとは製造業では部品の組立て作業、または組立作業によって製品を生産することを意味します。
どんな製品かで区別されることはなく、流れ作業で組み立てを行うライン作業も組み立て工程になるので、企業によってはこの工程をアセンブリと呼ぶこともあります。
いくつかの部品から構成されるユニット部品自体を指す場合もあります。
具体的にはカシメ、組付け、圧入、止め輪等により組立作業を行います。

ASSY(アッシー)

組み立てることを意味する英単語「assembly(アッセンブリー)」⇒「Ass'y」⇒「ASSY(アッシー)」と省略された言葉です。

カシメ

カシメ加工というのは、部品と部品を接合する時に、リベットと言われる物などの素材を変形させて固定する工法をいいます。
カシメは溶接、ねじ、接着剤を使わないので、以下のようなメリットがあります。
・接合部がきれいに出来る
・接着剤等を使用しないため、コストを抑えられる
・溶接よりも速く加工出来、生産性が高い
・金属&プラスチック、異種金属の接合が可能
・振動しても緩まない
・加工時に加熱する必要がない為、熱を嫌う場所にも使用できる
カシメにはプレスカシメ、ハイスピンカシメ、ブラインドリベットカシメ等があります

プレスカシメ

プレスカシメはリベットの軸方向から大きな圧力を加えて、リベットを変形させ、部品同士を結束します。
リベット全体が押しつぶされるため、リベット軸部が太くなり、部品との隙間が無いため、強く結束できますが、動きを求められるリンクには向きません。
また、リベットを強い圧力で押しつぶすため、加工する時に大きな振動と音を発します。

ハイスピンカシメ

ハイスピンカシメは、軸を斜めに傾けたポンチを回転させ、突き出ているピンの端面に荷重をかけながら押してかしめる方法です。スピンカシメとも言います。
加圧のみでカシメ作業をするプレス カシメよりも、非常に小さな力で大きく変形する事ができるので、デリケートな製品や精度を求められる作業に適したカシメです。

ブラインド リベットカシメ

ブラインドリベットカシメは、穴の開いたプレートの上面からブラインドリベットをセットし、出ているピンを引張る事により、反対側の軸部端面が膨らみ、かしめ加工を完了するもので、引張るピンは破断して抜けます。
プレートの反対側に手が届かない場所に使用されるリベットカシメになります。

組付け

組付け作業とは、電動ドライバー等を使って部品のネジ留めをしたり止め輪を使用する、比較的小さめの部品を扱う作業をいいます。

圧入(アツニュウ)

圧入とは、ナットやスペーサー、ビスといった部材を、金属板(鉄板・ステンレス板・アルミ板など)に加圧して挿入することで、穴側部材と差込み部材の両者が反発し合うように圧力を生じ、強く接合されることになります。

止め輪

止め輪とはスナップリングとも呼ばれ、弾力性のある輪状の部品のことで、その弾力性を利用して、軸の外周や穴の内周に沿って付けられた溝にパチンと嵌め込み、軸に嵌め合わせられた部品(軸受など)や穴に挿入された部品の位置決めをしたり、軸方向の移動を阻止又は制限したりする場合に用いられます。

  • カシメの仕組み

  • ハイスピンカシメ

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